新年日誌20110101:東京→南京トホホ篇

0800起き(大晦日から東京の妹宅に居候)、お雑煮をいただいて荷造り、1000過ぎ妹車で羽田へ。途中穴守稲荷神社に初詣、おみくじを引くと小吉。万事パッとしない年になりそう。出費もかさむそうだ。

1130羽田空港の新しい国際線ターミナル着。日本色をかなり強引に出している。妹からオランダの友人へのお土産を預かる。チェックイン等々は問題なし。出発ゲートで無線LANを使えるのはありがたい。メール等やっておく。

1330中国東方航空で出発。東京の景色はいいが、富士山は雲に隠れて見えず。機内食にソバや寿司が並ぶので正月の特別サービス?と一瞬思ったが、よく考えるとJALとのコードシェア便なのだった。

空気が黄色っぽく霞んでくると上海が近くなった合図。15分遅れで1545上海虹橋空港着。第1ターミナルを出て、上の階から第2ターミナルへのシャトルバスに乗り、第2ターミナルの出発階へ上がって通路をずっと歩く(なぜかカートを動く歩道に乗せることができない。これは浦東空港も同じ)と、CRH(中国新幹線)の上海虹橋駅。第2ターミナルから地下鉄2号線で一駅乗って行くこともできるが、いずれにせよ第1ターミナルからの移動は面倒。駅は新しく巨大。自動販売機で南京へのチケット買う。1800発の2等146元。待合室、というより広大なホールだが、真下がホームになっており、指定された乗車時刻(発車15分ほど前)になるとチケットを通してゲートをくぐれる仕組み。砂の流れのような、巨大な群衆を処理するための中国的やり方。

まだ1700、上の階の食堂街の大娘水餃で食事。水餃子2種10個と鶏のスープ32元(スープがちょっと高級メニューで20元)。ホールに降り、乗車時間まで待つ。1750乗車。列車は満員で、駅ごとに誰かが降りるとその席にまた誰かが乗ってくる。座席指定もすっかりオンライン化されていることに隔世の感あり。

1954南京駅着、1番のバス2元に乗るが、乗り越して鼓楼まで行ってしまう。予約していた百時快捷酒店(Bestay Hotel Express)までかなり歩く。住所の山西路に出るが、建物を発見できず。通りすがりのおばさんに助けてもらい、ようやく発見(百時快捷は、どこも看板が地味で隠れるように営業している感じ。親会社?の錦江之星旅館に泊まってほしいからか)。しかし、「部屋が小さいから」とスタッフに宿泊を断られる(私の体格は中国人と変わらないのだが)。「上海の貴店では泊まれたぞ」(ちなみに寧波店でも)と筆談しても「我々にはその資質がない」とのこと。英語はまったくできないようなので、なにかトラブルがあった時に困る、ということなのだろう(筆談でコミュニケーションは取れているのだが)。車で送るから錦江之星に泊まってくれ、ということでタクシーで送ってもらう。タクシー代12元を負担したところを見ると、まんざら嘘でもないようだ。

かなり遠くに来たのでやや不安ではあるが、錦江之星下関店にチェックイン、ツインしか空いてないので249元。中国人のやや酒の入った団体客が、フロントの手前の床に、ゴミやタバコの吸い殻を平気で捨てている。部屋はセミスイートで広いが、床がものすごく冷たくちょっと寒々としている。暖房入れ、シャワー浴び、部屋のインターネットに接続して宿の場所をたしかめる。長江大橋に近く、意外といいロケーションかも。テレビ観るうちに寝る。