日誌20100330:泉州2日め

0830起き。シャワー浴び朝食、今日は遅かったせいかお粥にほとんどお米が残っていない(こういう時のために油条があるのか)。試しに白饅頭を食べてみたら、これがなかなか行ける。漬け物や昆布の辛味炒めにも合う。中国東方航空の機内で出る、ロールパンと漬け物の組み合わせはこれを再現したのか、と発見(ただし、こちらはあまりいただけない)。

シャツとチノパン、Tシャツを洗濯してもらおうと思うが、このホテルにも洗濯サービスがない。こうやってコストダウンを計っているのだな。また、いまの中国の町は洗衣店があちこちにあるし安いので、必要ないともいえる。ホテルを出て脇の道を南へ、しかしなかなか見つからない。やっと新築のアパートの下に1軒、でき上がりは明朝で18元、特急1時間は30元。明朝のスケジュールがタイトになるが、迷わず前者。

明日のリハーサルと下調べを兼ねて泉州車站へ。牛排ビーフン9元食べ、ホテルの向こう側を散歩しながら行くが、途中のアパートの下でホテルにもっと近いところに洗衣店。しまったが後の祭り。中国では洗衣店を探すならアパートへ、が鉄則か。

刺桐路との交差点でバス1元、泉州車站まで停留所2つ。アモイ行きのバスは10分おきに出ている。フェリーターミナルを見に行くことにし、西へ歩く。通りかかった本屋で昆明の地図探すがなし。上のカフェでホットミルクティー7元。さらに南西方向に歩き、天后宮に出る。長崎の中国寺の原型みたいな建物。ぐるぐる回っていると1230、その辺の食堂で炒飯とつぼ入りスープ(福建名物らしく、あちこちで見かける)17元。

川べりまで出、橋に登る。洪水防止のためか、堤防が高い。地図で客船埠頭になっているところはバイパスを建設中。川に沿って下流へ歩き、再開発中の地区を横切って町に戻る。幼稚園近くの団地を通るとポケットパークに若いお母さんたちがたまっていてどこもいっしょだな、と思う。石けん1.5元購入。

北上して泉秀路に戻ったところでバス1元、1830ホテルに戻る。画像の入っているパソコンを持ってホテルの向かい側の携帯電話屋へ、 iPhone Airを探しに行く。3軒めあたりで「それなら別の店にあるよ」と、そちらへ案内される。おそらく、正規品を売る「表」の店とコピー品を扱う「裏」の店に分けているのだろう。持ってきてくれたのはOPPO製のiPod Water(笑)、リンゴマークが銀色だが、ネットで見たのとほぼ同じデザイン。ボタンの形が変わっているくらい。値段は言い値が680元、500元から交渉開始すると、あっさり550元に下がる。SIMカードとクレジット60元をプラスして610元。ただ設定ボタンに欠陥あり。

買い物終わると2030、実家の掃除で痛み出した腰の調子が悪い(歩くからだろ)ので、繁華街のマッサージ屋を覗くが、この時間帯で開いているのはいかにもな店(ガラス窓越しにお姉さんたちがたまっている)。食べ物屋も一品料理を出すような店は閉まる時間で、ふたたび西嶋小鎮へ、シールー飯と大鶏排19元。大鶏排は台湾名物の大きなチキンカツ、ジューシーに揚がっていてうまい。ホテルに戻り、一服して明日に備えさっさと寝る。