日誌20100402:移動日、雲南〜ラオス

バスは快調で、0700モーハン(中国側国境の街)着。以前にも増して建物が増えたような気がする。闇両替屋に声をかけられ200元を両替。後で聞くとそれほどいいレートではない。銀行レートは1元=1250ラオスキップ。しかもよく調べてみると前回使い残しのキップがけっこうあった。闇両替は、地元の人にレートを確かめてからにしましょう。中国人が近寄らないタイ料理屋で朝食のクイッティオ4元。女主人ははるばるバンコクから来たとのこと。0820に国境へ。

モーハンのイミグレーションオフィスは、昨年夏通った時に新築中だった建物がオープンしていた。いったん2階に上がって検疫関係の書類を記入し、また下に戻って出国なのでややめんどくさい。出国したところにバスが来て、ラオス側イミグレへ。中国人は協定があるのかIDカード+小額の手数料で入国できるしくみ、日本人の自分だけ出入国カードを記入する。ただし先に処理してくれたようで、すんなり手続きが終わる。ボーテン(ラオス側国境の街)へバスで移動し、そこで降りる1000。

ラオス人のドライバーが声をかけてきて、ルアンナムターのバスターミナルへ車をチャーター100元。ナムター行きの路線バスは午後にしか出ず、それでは今日中にはムアンローンに着かないと判断したため。けっこう回り道したりして、ナムターにつくと1130を回っている。ローン方面行きの車がまだあるか聞くと、1100発ムアンシン(中間地点)行きがまだあるとのこと。よく考えてみると中国〜ラオスは時差1時間なのだった。20000K。しかし、これも発車まぎわに切符をなくして2度買いしたり、どうも今日は調子が悪い。まあ闇両替と合わせた損害(とはいえ数ユーロ)は御賽銭と考えよう。ともあれ定刻に出発。

ムアンシンまでは道路も良く、1230着。ここには銀行もあり、トレッキングの人気スポットだけあってゲストハウスも多い。ローンへは1330発 20000K。時間があるので携帯を借りてローンの小出さんに電話するが、つながらず。バスターミナル向かいの市場でフォー5000K。ターミナルにはムアンシンとローンの間の村へ帰省する途中の若者二人。妙にあか抜けている方はしゃべりがナヨ系で、マッサージ師として(やはり・・・)サヴァンナケットとヴィエンチャンで働いて3年になる由。5日ほど実家に帰り、ヴィエンチャンに戻るとのこと。車は珍しく満員に満たず、運転手氏が嘆いている。

定時に発車、途中から未舗装区間に入るが、乾期のため昨年8月ほどの凸凹はない。1500すぎにムアンローン着。とりあえずバスステーション上の Home Phan Guest Houseにチェックイン40000K。必要最低限の設備はあり(中国のように湯沸かし器やテレビはないが)、ベッドもほどよく固い。

シャワー浴び、着替えてADRAオフィスへ。行くと個人宅になっていて、引っ越したらしい。農業森林局へ行って場所を聞くと、その裏手だった。オフィスへ上がると、小出さん出てくる。オフィスでメールチェックもしつつ雑談。スタッフの皆さんにもお土産のキャラメル配る。バスステーション近くの食堂で夕食、野菜炒め、フライドポテト、豚の唐揚げ、白ご飯、ビアラオ2本。まずは宿に戻り寝る。