君が代考

君が代』の履歴書(川口和也、批評社
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E6%9B%B8-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E6%95%99%E8%82%B2%E7%9B%B4%E8%AA%9E-%E5%B7%9D%E5%8F%A3-%E5%92%8C%E4%B9%9F/dp/482650425X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1296252364&sr=8-1

によると、江戸時代までの「君が代」は男女の交わりを掛けた祝歌として、宴会のお開きの定番だったそうだ。つまり、

(さざれ石の)いわほとなりて
=岩・女陰(ほと)成りて、=アレらがめでたく結合して
=(小さなアレが)みごとに大きくなって、

こけのむすまで
=いつまでも
=もじゃもじゃした毛が、しっかりと絡み合っている様子

という含意があると。

ならば「古来民衆に広く親しまれてきた歌だから」という君が代賛成論があっても良さそうな物だが(ないか)。じつは、ちょっと顔を赤らめて歌うのが古来の姿なのかも。スネークマンショーにやってほしいが、即発禁かなあ。